ブックメーカーを知った頃のこと
ただその当時はどこのブックメーカーも日本語対応になっていなくて、辞書片手に一生懸命取り組んだのを覚えています。当然、時刻などはデフォルトではそのブックメーカーのある国の合わせてあったりで大きな失敗をしたこともあります。
例えば、日本の野球での同じ対戦カードで2試合目に賭けたつもりが1試合目に賭けてしまっていたりと大きな失敗もしました。
また、当時日本のプロ野球は横浜(現:横浜DeNAベイスターズ)が大変強い?(ファンの人ごめんね。)ときで、万年最下位をひたすら走っており、まだまだ横浜大洋銀行と皮肉って言われていた時代から脱却できていなかった時代で、ずいぶんブックメーカーにお世話になって儲けさせてもらいました。
日本ではまだ、あまり馴染みのないブックメーカーではありますがIR統合型リゾートもほぼ建設される見込みとなり「カジノ誘致の話」などが盛んに取りざたされるされることも多くなってきた今日このごろですので、おおっぴらに※スポーツベッティングができる日も近いのではないかと昔のことを思い出しながらこの記事を書いています。
※図は大阪統合型リゾート完成予想図
ブックメーカーって本屋さんなの?
ブックメーカーと聞くと、初めて聞く人は「本を作る人?」「本屋さんのこと?」だと思うのは日本人にとっては無理のないことですよね。けっして、出版社や本屋さんを表す英語ではないんですね。日本にはそういった「ブックメーカー」に類することはあまり多くは行われていないから仕方ありませんね。
強いて言えば、「競馬」「競輪」「競艇」などの公営ギャンブルのようなものと思っていただいたらいいのかもしれません。
それらの賭けの対象が、そういった競馬やなどのギャンブルだけでとどまらず、世界中のサッカーリーグ、野球、バスケット、テニス、アメフトなど、様々なスポーツまで及んでおり世界中の人々が参加しているところなんですね。
おもしろいところでは、「次の大統領は誰が選ばれるのか?」「次のワールドカップ開催地はどこか?」「次のクリスマスは雪が降るのか?」など政治的な事柄から、天気などの事象までがブックメーカーでは賭けの対象となっているのです。
2020年2月の最も新しい、おもしろい対象はこんなのもありますね。
こんな賭けも・・・「次のジェームス・ボンドはだれだ!」
次のジェームス・ボンド - ダニエル・クレイグの後にジェームス・ボンドを演じるのはというものです。紙面の関係で省いていますが、そのかけの対象者は非常に多く、下記のようになっています。
私個人では大好きな掛け率が251.0となっている「ヒュー・ジャックマン」のジェームス・ボンドも見てみたいものです、このように楽しい、賭けもありますが今は、やはり一番人気のあるのはなんといってもスポーツブックと呼ばれるブックメーカーのスポーツの試合に賭けるスポーツベッティングでしょうね。
この賭けの胴元(企業)を「ブックメーカー」といいます。日本で全く同じものはありませんが、日本の政府が認めている公営競馬でいうところの「JRA」といえばわかりやすいですね。
このような多くのブックメーカーは現在、日本市場をターゲットに「完全日本語対応のサイト」引っさげて展開しており、もうすでに日本でも多くの人がゲーミングとして楽しんでいます。
日本では、このようなスポーツだけではなくいろいろなものに対して賭けができるのは公営ギャンブルである「競輪」「競馬」「競艇」と賭け事とは言えないかもしれませんが賭け事以上に当たらない「宝くじ」「ロト」それと公営ギャンブルではありませんが今では風前の灯となりかけている「パチンコ」「パチスロ」でしょうか。
このようなブックメーカーは例えば「WiliamHill」などは英国政府から正式な許可・ライセンスを取得し、世界の人々がこれら多くの賭けに参加しているのです。
よく日本のテレビニュースなどで、「イギリスのブックメーカーWiliamHillによると2019年ラグビーワールドカップ日本代表のプールA突破予想オッズは3.25倍」などと放映されていましたが(大きくハズレましたね。。)
2019年ラグビーW杯プールA突破予想オッズ
国 | オッズ | 世界ランク |
アイルランド | 1.01 | 1位 |
スコットランド | 1.14 | 7位 |
日本 | 3.25 | 10位 |
サモア | 41 | 16位 |
ロシア | 126 | 20位 |
「WiliamHILL」などは2019年のテニスの四大大会「全豪オープン」の公式スポンサーをつとめたりするレッキとした大企業なんですよ。